（2006年夏完成）

　本事業は、接道条件の悪い敷地の地権者が、行政に建替えの相談をしたことがきっかけで始まり、隣接する地権者と敷地を共同化して、コーポラティブハウス方式による住宅を建設しているプロジェクトです。
　地権者参加型のコーポラティブハウスとして、新規参加者を募集し、建設組合を設立しました。地権者及び新規参加者が建設組合の組合員となり、みんなで自分達の住宅づくりに取り組んでいます。建築計画としては1フロア1住戸を基本としており、1階の店舗、2階の賃貸住宅及び7・8階の住宅を地権者が取得し、3階から6階までの住宅を募集住戸としました。
　また、本事業では千代田区の補助である"建築物共同化住宅整備促進事業（通称：ミニ優良）"補助金を導入しております。